「寺院法会の芸能 ー闇と炎のスペクタクル」
中世日本の寺の法会は、闇と光、音が織りなす
スペクタクル空間だった。
仏に祈りを捧げる僧侶のかたわらで、祈禱のパワーを音・視覚で表し、
異世界を作り上げたのが、呪師(しゅし)・猿楽(さるがく)と
呼ばれる芸能者たちだ。
堂内の闇を切り裂く剣の煌めき、奥処から満ちわたる音、
そして神々の訪れ......。
天皇や上皇、貴族、武士、庶民層に至るまでが魅了された世界を、
映像とともに紹介。
能や歌舞伎に繋がる日本の芸能の源流をかいま見るひととき。
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久しぶりに宮嶋隆輔さんのお話を伺う時間を持ちます。
能が生まれる以前の宗教、芸能が入り混じったカオスなパワーが
階級を超えて魅了した異世界について語っていただきます。
桜満開の国立の大学通りを眺めつつ、
ぜひ、この機会にご参加ください。
日時:2020年3月29日(日)18時半〜21時半
会場:国立市公民館3F和室
当日お気持ちのドネーションをお願いできましたら、ありがたく存じます。
語り:宮嶋隆輔(成城寺小屋講座)
主催:A&ANS